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2017 年度 実施状況報告書

血管内皮細胞増殖因子(VEGF)が骨代謝の生理的多型性に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 17K07593
研究機関長崎大学

研究代表者

安部 恵代  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (90372771)

研究分担者 有馬 和彦  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 講師 (30423635)
西村 貴孝  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (80713148)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード骨量 / 血管内皮細胞増殖因子 / 生理的多型性
研究実績の概要

長崎県五島市における既存の多施設多目的コホート研究のうち、2014~2016年度の参加者1724名で、血清及びDNA採取が完了している。本対象者は、特定健康診査参加者のうち、同意を得られた40歳以上の男女であり、全対象者において臨床情報(既往症、生活習慣など)の取得、生化学的検査結果、血清副甲状腺ホルモン値の測定が、1124名について骨吸収マーカーであるTRACP-5bおよび骨形成マーカーである骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)及び、踵骨超音波法による骨量測定(stiffness index)が完了している。現在全対象者において、血清を用い、血清VEGF測定を進めているところであり、H30年度までの2年間で全対象者の測定を完了する予定である。今後、VEGF遺伝子多型の検討も行い、臨床的背景因子(生化学的検査結果、血清副甲状腺ホルモン値、既往症、飲酒、喫煙、運動習慣、骨折歴など)の情報と合わせて、データベース化し、血清VEGFレベルと骨量、骨代謝マーカーの関連を、多角的に検討することとする。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

使用可能な検体が、当初予定よりやや少なくなっているが、解析に影響はなく、また血清VEGF測定も問題なく進んでいるため。

今後の研究の推進方策

今後は、平成30年度までに血清VEGF測定を完了し、さらにVEGF遺伝子多型の検討も加え、骨量、骨代謝マーカーとの関連の生理的多型性を、様々な背景因子について調整し明らかにしていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

本年度中に必要なVEGF測定キット数が、当初計画より少なかったため。残金はH30年度に必要なVEGF測定キットの購入に充てる。

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公開日: 2018-12-17  

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