薬剤耐性機構がない黄色ブドウ球菌RN4220株にpND50(E. coli-S. aureus shuttle cloning vector)を用いてプロモーター領域を含むaac(6′)-Ie/aph(2″)-Iaを形質転換し、二機能酵素発現株を樹立した。さらに、RN4220株にpND50ベクターを形質転換した形質転換体もコントロール検定菌として樹立した。二つの形質転換体を用いて、アルベカシンの耐性を克服する活性物質探索のシステムを構築した。3年間で微生物培養液をおよそ5,000検体をスクリーニングし、活性物質の探索を実施した。
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