農作物に多く含まれるフラボノイドの肥満抑制作用とその作用機構を明らかにすることにより、農作物摂取の促進を通じた健康増進が期待できる。また、フラボノイドの生理作用発現において神経系の関与を明らかにしたことにより、フラボノイドの血中濃度に左右されずに健康機能性を発現できることが考えられる。このことは、フラボノイドの生理作用の研究を加速させ、さらに健康増進に貢献する。 また、非アルコール性脂肪肝症(NAFLD)は様々な生活習慣病の発症に関与していると考えられていることから、NAFLD発症のメカニズムや生活習慣病のと相互作用メカニズムを明らかにすることで、国民の健康増進に貢献する。
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