研究課題/領域番号 |
17K07956
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研究機関 | 石川県立大学 |
研究代表者 |
金 成学 石川県立大学, 生物資源環境学部, 教授 (90361279)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 契約農業 / 生産契約 / 販売契約 / 先渡契約と先物利用 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、①契約生産の進んでいる米国の実態を検討しつつ、②相対評価方式を巡るコンフリクトの著しい韓国、独自の動きを見せる日本型の契約生産、そして近年急速な拡大を見せる中国やベトナムの初期段階の契約生産との比較検討を通して、経済効率性と公平性の両立の観点から、東北アジアにおける契約生産のあり方を模索・提案することである。 本年度も各国・事例における契約生産の実態把握につとめた。具体的には:①米国の契約農業に関する制度、契約書の検討、農業分野において幅広く利用されている先渡契約(forward contract)と先物取引(futures contract)の仕組みや実態の整理 ②韓国の養豚・ブロイラーに対するヒアリング調査、③ベトナムの契約生産に対する実態調査を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
おおむね順調に進展している。ただ、米国の売買及び生産契約書(養豚、肉牛、ブロイラー、耕種作物)については米国農務省(USDA/GIPSA)及び関係機関のW EBからの入手を計画していたが、一部入手困難なものもあった。
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今後の研究の推進方策 |
2019年度には米国の実態調査(ヒアリング)を行い、各国の契約生産の比較検討を行う。さらに必要に応じて韓国、中国などの補足調査を実施したうえで、東北アジアにおけ る契約生産のあり方を模索していく。以上の検討に基づき最終報告書を執筆する。
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