FuKinectを用いた画像による害獣捕獲の認識システムを構築してきた。一方、多方向撮像手法の有効性を確認する必要が明確となった。研究ではドローンによる空撮の確認とカメラで空撮する対象画像の取得と認識手法の性能確認を実施した。さらに、カメラ3種類により体育館内でドローンにて対象距離と対象抽出精度及びドローンの駆動音を測定し多方向撮像の基礎データを取得した。最終年度で広視野カメラを搭載し空撮画像からの害獣抽出の可能性を実験的に確認した。室内高15mの体育館での限定的環境で1m毎の空撮画像からの対象の自動抽出実験では、トリミング、ノイズ除去などを行い空撮からの対象抽出は可能であることを示した。
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