①哺乳期黒毛和種子牛の遊戯行動の発現量にMAOA遺伝子が関与していることが示唆された。②気質のうち環境要因の影響を受けやすい項目が明らかになった。旋毛位置は、順応性や従順さの評価の参考になることが示唆された。③レプチン遺伝子野生型ホモ個体の方がヒトに対しての恐怖心が少ないことが示唆された。④肥育前期黒毛和種の気質と代謝に関連する遺伝子(CAST、LEPおよびDGAT)との間には関連性のあること、ウシにおいて体型と気質との関係が示唆された。⑤代謝関連遺伝子(UCPおよびNPY)が耐暑性や抗病性と関連性のあることが示唆された。
|