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2019 年度 研究成果報告書

人獣由来Helicobacter cinaedi感染・発症におけるT6SSの役割

研究課題

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研究課題/領域番号 17K08081
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 獣医学
研究機関宮崎大学

研究代表者

谷口 喬子 (岩田喬子)  宮崎大学, 産業動物防疫リサーチセンター, 助教 (50500097)

研究分担者 三澤 尚明  宮崎大学, 産業動物防疫リサーチセンター, 教授 (20229678)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードHelicobacter cinaedi / Ⅵ型分泌装置 / TssG遺伝子 / 動物感染実験
研究成果の概要

Helicobacter cinaediのⅥ型分泌装置(T6SS)の役割を明らかにするため、T6SS関連遺伝子であるTssGの欠損株を作製し、野生株との病原性を比較した。さらに、H. cinaedi感染マウスへの薬剤経口投与試験により、ABPCとMINOの併用投与およびIPM/CS単独投与はH. cinaediの排除に効果があることが示唆されたが、その投与方法については今後さらに検討が必要である。

自由記述の分野

細菌学

研究成果の学術的意義や社会的意義

H. cinaediによるヒト菌血症や軟部組織の炎症などは、抗菌薬の投与により寛解するが、30~60%の患者で再燃するという報告もあり、有効な治療法は確立していない。病原因子の分泌装置としての機構であるⅥ型分泌装置(T6SS)の関連遺伝子(TssG)は、病原性への関与が低いことが示唆されたが、H. cinaedi感染マウスを用いた抗生物質投与試験において、今後の有効な治療法に繋がる新な知見が得られた。

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公開日: 2021-02-19  

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