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2019 年度 研究成果報告書

巨大分泌蛋白質リーリンのシグナル活性機構と、その精神神経疾患における重要性の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K08281
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

河野 孝夫  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(薬学), 講師 (70581742)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード樹状突起 / 神経細胞移動 / 脳 / プロテオリシス
研究成果の概要

巨大分泌タンパク質リーリンは層構造形成に必須の分子であり、その機能低下はアルツハイマー病や統合失調症の発症に関与することもわかってきた。本研究では、リーリンと結合する膜タンパク質を同定し、これが既知リーリン受容体の共受容体として機能することを明らかにした。また、リーリンの生理活性が複数の分解酵素により制御されること、リーリン分解酵素の抑制はアルツハイマー病の治療標的となる可能性を見出した。

自由記述の分野

分子神経生物

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、脳の形成や機能制御に重要な役割をもつリーリンに着目して研究をおこない。リーリンの新たな機能制御機構とその脳における重要性が明らかになった。本研究で得られた知見は、精神神経疾患の治療法開発につながると期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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