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2019 年度 研究成果報告書

神経保護シグナルとタウリン酸化制御の解析に基づく新規アルツハイマー病治療薬開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K08323
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 薬理系薬学
研究機関同志社女子大学

研究代表者

高鳥 悠記  同志社女子大学, 薬学部, 助教 (90411090)

研究分担者 久米 利明  富山大学, 学術研究部薬学・和漢系, 教授 (10303843)
宮坂 知宏  同志社大学, 生命医科学部, 准教授 (90342857)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードアルツハイマー型認知症 / タウ
研究成果の概要

アルツハイマー病の病理学的特徴である神経原線維変化は過剰にリン酸化されたタウが主要な構成要素である。本研究においてまず、マウス脳組織とラット胎仔由来初代培養大脳皮質細胞を用いて、低温負荷によりタウのリン酸化が惹起される評価系を構築した。そこで、これらの評価系を用いて、低温負荷により惹起されるタウのリン酸化に対するアルツハイマー病治療薬ドネペジルの作用について検討したところ、ドネペジルがタウのリン酸化を抑制することが示唆された。

自由記述の分野

薬理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

アルツハイマー病治療薬の神経保護作用の作用点は未だにわかっておらず、そこに至る作用機序についても不明な点が多い。本研究成果の学術的意義は、これらを明らかにすることで新たな作用点を有する新規アルツハイマー病治療薬の開発に繋がる重要な基礎的情報を得ることである。本研究の社会的意義として、高齢化社会における国民の健全な老後生活に大きく貢献することができると予想される。

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公開日: 2021-02-19  

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