1) ミャンマー産薬用植物の抽出エキスについて、抗インフルエンザ活性スクリーニングを行った。その結果、5種類の薬用植物エキスに強力な抗インフルエンザ活性が認められた。 2) J. multifida粗抽出エキスを分配操作により得られた水エキスにはウイルスが宿主へ感染する過程を阻害し、また、クロロホルムエキスには宿主に感染したウイルスが増殖する過程を阻害していることが判明した。作用点の異なる抗インフルエンザ活性物質がこの植物に含まれていることが示唆され、活性本体の単離を急いでいる。 3)ミャンマー産シソ科植物Premna integrifoliaから新規メラニン形成阻害物質を見出した。
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