マクロプロラクチンを有する女性と有さない女性の間で不妊率に有意な差は認められなかった。マクロTSHの基礎的、臨床的検討を行い報告した。マクロTSH血症の検査依頼を全国から受け付け、結果を臨床現場に還元した。その中で、極めて稀な小児マクロTSH血症を2症例見出した。また、類似の病態であるマクロFSH血症を見出し報告した。マクロTSHを認識しないアッセイ系を確率するためのエピトープ検索は現在進行中である。Dextran charcoal法を応用して患者血清と各種インスリン製剤との結合率を検討し、インスリン抗体を有する患者における最適インスリンのin vitro検索システムを確立した。
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