研究課題
多発性硬化症(MS)の発症要因や機序については、一部のサイトカインなどの因子の関与が指摘されているものの十分には解明されていないのが現状である。我々は、クプリゾン(CPZ)誘発脱髄モデルと膜型プロスタグランジン(PG)E2合成酵素-1(mPGES-1)欠損マウスを用いたこれまでの解析によって、MSの病態形成におけるCOX-2/mPGES-1/PGE2系の重要性を示唆する結果を得ている。mPGES-1/PGE2系の標的となる脱髄・再髄鞘化関連分子を同定するために継続的に検討を行った。
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Inflammation and Regeneration
巻: 42 ページ: -
10.1186/s41232-021-00188-1