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2019 年度 研究成果報告書

タンパク質ポリスルフィドの生体内生成動態と構造・機能制御メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K08619
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 医化学一般
研究機関東北大学

研究代表者

井田 智章  東北大学, 医学系研究科, 助教 (70570406)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードポリスルフィド化タンパク質 / 活性イオウ分子種 / プロテオーム
研究成果の概要

タンパク質ポリスルフィド化レベルやその生合成、構造・制御機構の全貌解明に必要不可欠な特異的・高感度なポリスルフィド化タンパク質解析システムは確立されていない。そこで、本研究課題では、まず、活性イオウ分子のユニークな化学反応性を明らかにした。さらに、ポリスルフィド化タンパク質を特異的・高感度に検出するために質量分析装置を用いた解析システムを構築した。この解析システムを用いて、ポリスルフィド化タンパク質の動態解析、ならびに構造と機能が明らかになった。

自由記述の分野

分析化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により構築したポリスルフィド化タンパク質解析システムは、タンパク質科学や分子生物学、生理学、各種疾患の分子病態論など基礎生物学から医学・臨床科学など様々な学術分野で求められている極めて重要な解析ツールであることが示された。本ポリスルフィド解析システムによるポリスルフィド化タンパク質の生合成、構造機能の解明は、様々な疾患病態の分子メカニズムの理解に寄与するのみならず、ポリスルフィド化タンパク質の生理機能に基づいた新規治療薬・治療法の開発応用の基盤となることが期待された。

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公開日: 2021-02-19  

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