研究課題
基盤研究(C)
ステージIIからIIIAの非小細胞性肺癌患者の治療には術後補助化学療法としてプラチナ製剤を基本とした多剤併用療法が推奨されている。しかし、全ての患者が予後延長の恩恵を受けるわけではない。この研究では様々なプロテオーム解析で得られたマーカー候補タンパク質に対して、その有用性を免疫組織化学的に解析した。治療効果予測マーカーとしてS100A16, nestin, TRAP1そしてgalectin-3について報告する。
医歯薬学
ステージIIからIIIAの非小細胞性肺癌患者の治療には術後補助化学療法としてプラチナ製剤を基本とした多剤併用療法が推奨されているが、奏効性が乏しい患者、副作用が強い患者も存在する。しかし、治療効果を事前に予測する試みはほとんど行われていない。治療前に効果が予測出来れば、免疫チェックポイント阻害剤の使用など他の治療法への変更が可能となる。今回、治療効果予測マーカーの獲得を目指した研究を行った。