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2018 年度 実施状況報告書

反転授業は多職種(医薬看)におけるフィジカルアセスメントスキルを向上させるか?

研究課題

研究課題/領域番号 17K08901
研究機関千葉大学

研究代表者

鋪野 紀好  千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (10624009)

研究分担者 石井 伊都子  千葉大学, 医学部附属病院, 教授 (00202929)
酒井 郁子  千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (10197767)
小野 永貴  日本大学, 芸術学部, 講師 (10592868)
生坂 政臣  千葉大学, 医学部附属病院, 教授 (20308406)
Salcedo Daniel  千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (40756681) [辞退]
伊藤 彰一  千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (60376374)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード反転授業 / 多職種連携 / IPE / IPW
研究実績の概要

本研究の取組は以下の2つである。
I. Stanford大学および専門職連携教育研究センターとの連携による多職種向けフィジカルアセスメント/ヘルスアセスメント用eラーニング教材開発(専門職別および多職種チーム)
II. 多職種(医師・薬剤師・看護師)を対象とした反転授業による教育効果の検証(短期的/長期的教育効果)
本研究において明らかにすることは、反転授業(eラーニング教材+授業)により、多職種(医師・看護師・薬剤師)における個別のフィジカルアセスメントスキルおよび多職種チームのヘルスアセスメントスキルが向上するかについて評価し、その教育効果を検証することである。研究2年目である平成30年度は、上記【II. 多職種(医師・薬剤師・看護師)を対象とした反転授業による教育効果の検証(短期的/長期的教育効果)】を行った。今回は医師3名・看護師3名・薬剤師3名を対象にせん妄をテーマとした多職種チームでのフィジカルアセスメントを活用した効果測定を実施した。研究方法としては、質的・量的な側面から分析する質的研究を用いた。量的データの解析には多職種連携の実践能力を測定するための尺度であるCICS29、チームイノベーションの評価尺度であるTeam Climate Inventoryを用いた。質的データの解析には内容分析を用いた。反転授業を用いることで、CICS29の有意な向上がみられると共に、反転学習により共通言語ができることで、チームパフォーマンスの向上が得られた。最終年度の平成31年度は、反転授業群と通常授業群の比較研究を行うことを予定している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

る平成30年度は【II. 多職種(医師・薬剤師・看護師)を対象とした反転授業による教育効果の検証(短期的/長期的教育効果)】を実施した。今回は医師3名・看護師3名・薬剤師3名を対象にせん妄をテーマとした多職種チームでのフィジカルアセスメントを活用した効果測定を実施した。また、長期効果については平成30年度に測定できなかったが、現在も継続して調査中であり、平成31年5月にデータを評価予定である。

今後の研究の推進方策

最終年度の平成31年度は、反転授業群と通常授業群の比較研究を行うことで最終的な効果測定を行う。平成30年度に実施した効果測定をもとに、より良質な反転授業教材作成ならびに長期的教育効果測定を実施する。

次年度使用額が生じた理由

人件費・謝金について、平成31年度に大規模で効果測定を実施するため、使用額を持ち越した。

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公開日: 2019-12-27  

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