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2019 年度 実施状況報告書

男女共同参画の視点を持つ医師を育成するキャリア教育プログラムの開発と効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 17K08907
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

有馬 牧子  東京医科歯科大学, 学生支援・保健管理機構, 助教 (30714943)

研究分担者 平澤 恵理  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50245718)
泉 美貴  東京医科大学, 医学部, 兼任教授 (30228655)
野原 理子  東京家政大学, 家政学部, 准教授 (30266811)
研究期間 (年度) 2017-02-23 – 2021-03-31
キーワードダイバーシティ / 男女共同参画 / キャリア形成
研究実績の概要

本研究の目的は、医療現場の男女共同参画意識を推進し、大学医学部の卒前キャリア教育において男女共同参画の推進やキャリアデザイン立案能力の育成に関する教育プログラムを開発することである。当該年度の研究計画は、医学部を有する全国の大学にキャリア教育の実施状況のアンケート調査を実施することとしている。また、効果的な当該講義の実施方法及び評価方法についても先行研究を行い、検討することとしている。さらにモデル講義の実施も行う計画も含めている。
年度当初からアンケート調査実施にかかる準備を行うほか、キャリア教育のカリキュラム内容、講義の手法、評価方法等の文献研究を行い、全国の大学における男女共同参画授業、及びキャリア講義内容の実施状況に関する情報収集を行った。
またモデル講義を医学系大学の2校で実施し、参加学生に講義前後での評価を行った。実際には講義内容やカリキュラム、評価方法の海外事例や文献調査等に当初の計画よりも多くの時間・労力を要したため、当該年度は全国の医学系大学に向けたアンケート調査は行わず、次年度に実施することとした。
また他大学や企業の取組を検討するため、名古屋市、及び富士吉田市(昭和大学)で男女共同参画に関する意見交換会に参加した。
当該年度は効果的なキャリア講義の内容やカリキュラムの検討、評価方法等について国内・海外の事例等も含めて検討することが可能となった。そのため次年度に向けてより強固な実施体制を準備することが可能となった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

理由
当初の当該年度の研究計画は、医学部を有する全国の大学にキャリア教育の実施状況のアンケート調査を実施することであったが、実際には講義内容やカリキュラム、評価方法の海外事例や文献調査等に当初の計画よりも多くの時間・労力を要したため、当該年度は実際のアンケート調査は行わず、次年度に実施することとした。

今後の研究の推進方策

当該年度に実施する予定であったアンケート調査の実施を行い、調査結果の分析を進める予定である。また引き続き効果的な講義内容、カリキュラムの設定、評価方法について検討を行い、教育プログラム策定の基盤を構築する予定である。論文作成も行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

当該年度は講義のカリキュラム内容や評価方法等の文献検索に注力し、アンケート調査を実施しなかったため、アンケート委託業者への委託費(謝金)、データ入力に伴う人件費等において執行が少ない。次年度においては予定通りアンケート調査を実施し、使用額を執行する計画である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 医療系大学における女性研究者のリーダーシップ向上意識について2019

    • 著者名/発表者名
      有馬牧子
    • 学会等名
      第51回日本医学教育学会
  • [学会発表] 地域住民に対する健康教育と健康意識と健康行動の変化度について~地域包括ケア事業支援の取り組みから2019

    • 著者名/発表者名
      三羽良枝、安井禮子、有馬牧子
    • 学会等名
      第34回日本女性医学学会

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公開日: 2021-01-27  

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