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2019 年度 研究成果報告書

高感度甲状腺刺激抗体測定法を用いたバセドウ病の病態解析

研究課題

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研究課題/領域番号 17K08982
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態検査学
研究機関大阪大学

研究代表者

日高 洋  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (30243231)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードバセドウ病
研究成果の概要

バセドウ病患者の血液中に存在する甲状腺を刺激する自己抗体(TSAb)がバセドウ病の病因である。バセドウ病の新たな治療法を直ちに人で試すことは難しいため、体外で検討する方法が必要となる。そこで、バセドウ病患者の血液中のリンパ球を培養し、培養液中でTSAbを検出できるかを高感度の測定法で調べた。TSAbの指標となるサイクリックAMPの増加を培養液中で確認できた。

自由記述の分野

甲状腺

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでは、バセドウ病患者の血液中のリンパ球を培養しても培養液中に甲状腺を刺激する自己抗体(TSAb)を検出できなかったため、バセドウ病の新たな治療薬の候補を体外で検討することはできなかった。今回の研究で、十分ではないもののTSAbの指標となるサイクリックAMPの増加を培養液中で確認できたため、将来、体外の検討でTSAbの産生を抑制できた治療薬のみを人で投与することができるようになると期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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