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2019 年度 研究成果報告書

クローン病の発症関連因子に関する分析疫学研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09091
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 疫学・予防医学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

近藤 亨子  大阪市立大学, 医学部・附属病院運営本部, 技術職員 (80420727)

研究分担者 大藤 さとこ  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (70433290)
福島 若葉  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (70420734)
伊藤 一弥  保健医療経営大学, 保健医療経営学部, 教授(移行) (90768136)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード疫学 / 難病 / クローン病 / リスク因子 / 受動喫煙 / 口腔内衛生 / 小児期の食習慣 / アレルギー性疾患
研究成果の概要

多施設共同症例対照研究データ(平成23-27年度実施)を用いて、日本人のクローン病発症に関連する因子(既往歴、家族歴、人口動態学的因子、生活環境、生活習慣、食習慣、幼少期の因子に着目)を検討した。
受動喫煙歴はクローン病発症と関連し、受動喫煙の本数・時間・期間と量反応関係を示した。歯磨き回数が多いことは、クローン病発症と予防的な関連を示した。小児期の食習慣では、清涼飲料水の高頻度摂取がクローン病発症と関連を示した。アトピー性皮膚炎治療歴とクローン病発症の関連が示唆された。

自由記述の分野

疫学、公衆衛生学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、受動喫煙、歯磨き回数、小児期の清涼飲料摂取頻度、アトピー性皮膚炎治療歴、とクローン病発症の関連が示唆された。海外の先行研究では、小児期の受動喫煙、清涼飲料水の多量摂取、アトピー性皮膚炎、とクローン病の関連が報告されており、本研究結果は同様の関連と考えられる。また、近年、マウスを用いた実験により口腔内のクレブシエラ属細菌が炎症性腸疾患発症に関与している可能性が示唆された。本研究では、歯磨き回数が多いこと(口腔内衛生)とクローン病発症の予防的な関連がみられた。

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公開日: 2021-02-19  

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