| 研究課題/領域番号 |
17K09116
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
疫学・予防医学
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| 研究機関 | 長崎大学 |
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研究代表者 |
近藤 久義 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 客員教授 (00170431)
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| 研究分担者 |
横田 賢一 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 助教 (90754622)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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| キーワード | 生活習慣病有病率 / 地理情報システム / 包括的環境要因 |
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| 研究成果の概要 |
長崎市原爆被爆者19,453名について、高血圧症と脂質代謝異常、糖尿病など13の既往症の有病率と年齢、被爆距離、喫煙と飲酒、内科医院、食料品店など12施設と幹線道路までの距離、標高、大気汚染測定値との関連を男女別にロジスティック回帰モデルにより評価した。
喫煙は、高血圧症や脂質代謝異常など5つの既往症の有病リスクの増加と関連していた。飲酒は、高血圧症や高尿酸血症など4つの既往症の有病リスクの増加と関連していた。地理的要因では、内科医院および産廃施設までの距離と腰痛、産廃施設までの距離が高血圧と腎機能異常、肝機能異常、公園までの距離が高血圧症と肝機能異常の有病リスクと関連していた。
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| 自由記述の分野 |
疫学，統計学
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活習慣病の予防は、個人の生活の質の向上という観点からのみでなく医療費の抑制という面からも重要である。本研究で得られた知見から、かかりつけ医や公園が近くに存在することで生活習慣病の発症を低減できる可能性が示唆され、原爆被爆者のみでなく一般集団における生活習慣病の予防対策を考える上で有意義である。
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