現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成31年度は、65歳以上の全住民17,250名を対象としたアンケート調査を9月に実施し、10,224名(回収率59.3%、男性4686名、女性5535名、性不明3名)の提出を受けた。 平成28年度をベースラインとした場合、ベースライン調査の対象者16,010名のうち、ベースライン調査に回答した者は10,009名(回収率62.5%)、平成31年度調査にも回答した者6,541名(追跡率65.4%)、平成31年調査時点の介護認定の情報を得ることが出来た者9,534名(追跡率95.3%)であった。 また、平成26年度のデータをベースラインとして、平成28年度の調査を追跡データとして、①ベースライン時の歯科受診が健康寿命の延伸に与える影響を検討し、その結果をArchives of Gerontology and Geriatricsに公表した。②高齢者の社会参加として重要な就労が高齢期の重要な生活機能の1つである認知機能に与える影響を検討し、その結果を学会発表し、さらにはPLOS ONEに投稿中である。 以上のように、平成31年度は研究計画として掲げた『追跡調査の実施とベースライン調査の成果の公表』を予定通りに進めることが出来たので、順調な進捗状況であると判断した。
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