研究課題/領域番号 |
17K09224
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 帝塚山学院大学 (2020-2021) 公益財団法人神戸医療産業都市推進機構 (2017-2019) |
研究代表者 |
久保 佐智美 帝塚山学院大学, 人間科学部, 准教授 (10782443)
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研究分担者 |
岡村 智教 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (00324567)
斉藤 功 大分大学, 医学部, 教授 (90253781)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | フレイル / 高齢者 / 都市部住民 / 非都市部住民 / 疫学調査 / 生活習慣 / 食生活状況 |
研究成果の概要 |
都市部と非都市部におけるフレイルリスク要因を比較しフレイルを予測するための要因を検討した。プレフレイル、フレイルのリスクとして肥満や心理ストレス、身体活動量との関連が認められた。都市部と非都市部の比較では非都市部において肥満、運動習慣なし、1㎞以上継続歩行困難者の割合が高く、都市部の女性では低栄養や最近筋肉や脂肪が落ちてきたと感じる者の割合が非都市部に比べ高値を示した。しかし、サルコペニア該当者割合に差は認められなかった。また都市部におけるフレイル頻度は70歳以上全体では男性の64.8%、女性の65.5%であり、そのうち80歳以上の男性では90.9%、女性では76.9%であった。
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自由記述の分野 |
疫学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プレフレイル、フレイルのリスク要因として肥満や心理ストレス、身体活動量との関連が示唆された。都市部と非都市部では生活習慣が異なるため、肥満者や低栄養者の割合、運動習慣等に地域差が認められたが、サルコペニア該当者割合には差は認められなかった。今後フレイル発症者を効果的に抑制するためには、適切な地域診断を実施し、対象地域の特性に応じたアプローチを実施する必要があると考えられた。
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