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2019 年度 実施状況報告書

北海道を対象とした将来患者予測に基づく医療資源の適正配置シミュレーション分析

研究課題

研究課題/領域番号 17K09242
研究機関北海道科学大学

研究代表者

谷川 琢海  北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (40446539)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード医療提供体制 / 包絡分析法 / 医療資源
研究実績の概要

今年度は,医療資源の配置の効率性を明らかにすることを目的として,包絡分析法(Data Envelopment Analysis; DEA)を用いて,現在の医療圏およびメディアンモデルで求めた医療施設の配置に対する効率性の評価を行った.包絡分析法を用いることにより,医療資源の配置の妥当性を評価することが可能であり,今後,医療資源の整理・集約を検討する場合においても妥当性を検証する評価指標のひとつになりうることを示した.研究の成果は,第39回医療情報学連合大会(千葉),第47回日本放射線技術学会秋季学術大会(大阪)において発表した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

今年度は、二次医療圏を単位とした包絡分析法を用いた解析を行った。しかし、医療資源・医療機能が医療費抑制の観点から将来に渡って妥当であるかどうかについては、パラメータの評価が必要であり、そのためのデータ準備が遅延している。

今後の研究の推進方策

必要となるソフトウェアやデータの準備をあわせて行うほか、学会や論文発表の準備も平行して行っていく。

次年度使用額が生じた理由

遅延している詳細な分析を行うために必要なデータ等の購入および研究成果の発表のための助成金を残したために次年度使用額が発生したため、今年度において研究を予定通りに遂行するとともに適切な予算執行を行う。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 包絡分析法を用いた都道府県ごとの放射線医療資源分布の効率性分析2019

    • 著者名/発表者名
      谷川琢海, 藤原健祐, 石川智基, 小笠原克彦
    • 学会等名
      第47回日本放射線技術学会秋季学術大会
  • [学会発表] 包絡分析法を用いた将来推計患者数に基づく医療資源の効率性評価2019

    • 著者名/発表者名
      谷川琢海, 藤原健佑, 西本尚樹, 大場久照, 小笠原克彦
    • 学会等名
      第39回医療情報学連合大会
  • [学会発表] Should the Picture Archiving and Communication System (PACS) Settings Be Standardized? Questionnaire Survey for Safe Medical Image Management2019

    • 著者名/発表者名
      Tanikawa T, Yagahara A, Fukuda A, Ando D, Suzuki T, Harada K, Karata S, Uesugi M.
    • 学会等名
      MEDINFO 2019

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公開日: 2021-01-27  

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