研究課題
本研究は、医療現場における針刺し切創事例データベース(針刺し切創DB)を活用した解析と医療施設における曝露後フォローアップ体制の実態調査を基礎資料として、血液媒介病原体へのばく曝露後サーベイランスツールの開発を行なった。(1)定式の書式(エピネット日本版)を用いた針刺し切創事例サーベイランスネットワークを活用した血液・体液曝露後対応の実態調査、(2)科学的根拠に基づく曝露後フォローアップツールを開発し、(3)労働資源や医療資源の変化に対応できる医療機関にあわせた労務管理方法について検討した。N95マスクの除染(除菌)と再利用に関する学術情報を収集し、医療従事者の労務管理上重要な視点を明らかにした。米国CDCが2020年に更新したC型肝炎ウイルスへの職業性ばく露後の対応などを含めた労働者の安全確保に関する検討(感染対策ICTジャーナル2021;16(1):47-52)、医療従事者の職業感染統計(医学のあゆみ2021,Vol277(6):471-475)等を公開した。医療職場の人間工学チェックポイントを公開した。職業感染制御研究会を通じて情報提供を実施した(安全器材と個人用防護具:ttps://www.safety.jrgoicp.org/)。
すべて 2022 2021 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 図書 (2件) 備考 (2件)
環境感染誌
巻: 37 ページ: 31-32
感染と予防
巻: 28 ページ: 26-32
NOWOVENS REVIEW(不織布の市場と技術)
巻: 31 ページ: 2-7
https://iea.cc/wp-content/uploads/2014/10/Ergonomic-Checkpoints-in-Health-Care-Work.pdf
http://jrgoicp.umin.ac.jp/