研究課題
我々は、研究目的である「臨床に外挿できるin vitro胃・大腸発癌モデルの樹立」を確立するため種々の検討を行い、令和2年度は、以下の1.及び2.の研究成果を得た。1.長期in vitro 三次元培養系(Am J Pathol., 185, 798-807, 2015.)を応用して2017年度~2019年度に報告した成果内容を総合的に評価し、現在、英語論文を作成中である。2.抗TNF-α抗体製剤を投与した難治性潰瘍性大腸炎症例の治療成績を臨床的に評価し、抗TNF-α抗体製剤のスイッチは、その一次無効例より二次無効例あるいは不耐例で有効であることを英語論文で報告した(Indian J Gastroenterol., 39, 565-575, 2020.)。以上が令和2年度の研究実績である。
すべて 2020
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
Indian J Gastroenterol.
巻: 39 ページ: 565-575
10.1007/s12664-020-01092-1.