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2020 年度 研究成果報告書

重症心不全の病態における血管内皮機能障害・活性酸素の寄与

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09488
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関東京大学

研究代表者

網谷 英介  東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (80529090)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード重症心不全 / 血管内皮機能 / 栄養状態 / サルコペニア / 一酸化窒素 / 呼吸筋疲労 / 補助人工心臓
研究成果の概要

重症心不全の対象として補助人工心臓装着の患者、成人先天心疾患の患者にfocusをあて、血管内皮関連の要素、栄養状態、筋力低下と病態との関連を検討した。LVAD装着後の血管内皮機能であるflow-mediated dilationは補助人工心臓の機器依存的に変化した。また補助人工心臓の予後は術前の栄養状態の影響を強くうけ、栄養状態は右心不全状態に依存的であった。またLVAD術前のサルコペニアについて体部CTで評価した骨格筋で算出したところ、LVAD後の経過と関連していた。

自由記述の分野

重症心不全

研究成果の学術的意義や社会的意義

重症心不全状態は心臓以外の栄養状態や血管内皮機能、サルコペニアと病態が関連することを確認した。重症度の高さから心不全治療では十分に解決できないケースも多い中で、心臓以外の事象との関連を示すことによって、新たな介入ポイントを示唆する結果とも考えられ、今後の新たな治療戦略の開発につながることが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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