研究課題
人工弁周囲逆流の重症度診断における、大動脈造影のプロトコルはオランダの研究所との議論の結果、一旦の完成をみた。Tateishi H et al. Circ J. 2018 Jun 25;82(7):1943-1950.人工弁周囲逆流のビデオデンシトメトリー解析による重症度と心臓超音波検査上での重症度の相関は確認され、すでに論文報告している。Tateishi H et al. Circ J. 2018 Aug 24;82(9):2317-2325.
2: おおむね順調に進展している
人工弁周囲逆流の重症度診断における、大動脈造影のプロトコルはオランダの研究所との議論の結果、一旦の完成をみた。人工弁周囲逆流のビデオデンシトメトリー解析による重症度と心臓超音波検査上での重症度の相関は確認され、すでに論文報告している。今後は最終段階である人工弁周囲逆流の解剖学的、手技的予測因子の検出に努める。
術前のCTによる詳細な解剖学的評価、術中の心臓超音波、大動脈造影による人工弁周囲逆流の評価、また、大動脈圧、左心室内圧の同時圧記録による血行動態評価を行った結果を用いて、人工弁周囲逆流のより正確な診断、予測因子を検出し、予後への影響を検討する。
本年度に予定していた学会参加の旅費が予想していた以上に費用を抑えられたため、未使用額が生じた。この未使用額については令和元年度に行う、新たな論文投稿に使用する予定である。
すべて 2018
すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件)
Circulation jounal
巻: 82 ページ: 1943-1950
10.1253/circj.CJ-17-1375.
巻: 82 ページ: 2317-2325
10.1253/circj.CJ-17-1376.