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2019 年度 研究成果報告書

カテーテル人工弁留置後弁周囲逆流の診断精度向上とデバイス-ホスト連関に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09505
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関山口大学

研究代表者

立石 裕樹  山口大学, 医学部附属病院, 助教 (20793342)

研究分担者 和田 靖明  山口大学, 医学部附属病院, 講師 (50448297)
有吉 亨  山口大学, 医学部附属病院, 臨床・衛生検査技師 (60750627)
岡村 誉之  山口大学, 医学部附属病院, 講師 (70380011)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード大動脈弁狭窄 / TAVI / PVL / 大動脈造影 / 心臓超音波検査 / MSCT
研究成果の概要

TAVI後に生じる人工弁周囲逆流(PVL)の重症度診断は従来の心臓超音波検査による手法は客観性や再現性に乏しいことが分かっており、本研究では、PVLの重症度診断にあたって大動脈造影上の人工弁周囲逆流の造影剤濃度をビデオデンシトメトリーを用いて測定した。
この手法の確立を目的として、主に①大動脈造影の撮像プロトコルを作成し、②診断精度を向上させ、③心臓超音波検査におけるPVL重症度診断法の再現性を確認した後に、④ビデオデンシトメトリー上のPVLの重症度と心臓超音波検査上のPVLの重症度が強い相関関係にあることを示し、さらに⑤両手法におけるPVL重症度はTAVI後の予後を予測しうることが判明した。

自由記述の分野

循環器内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によりビデオデンシトメトリーを用いた大動脈造影上のPVL重症度診断法は客観的かつ再現性があり、予後予測可能であるきわめて有用な診断法と言え、この正確な診断法を基にPVLの予測因子の検索が可能となる。
また、同時に本研究で作成した大動脈造影撮像プロトコル、ビデオデンシトメトリーによる診断法を用いて、日本、オランダ、カナダ、ブラジル、ドイツで多施設共同研究を行い、各種人工弁におけるTAVI後のPVLの重症度分布を報告することが可能となっている。

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公開日: 2021-02-19  

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