| 研究課題/領域番号 |
17K09507
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| 研究機関 | 愛媛大学 |
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研究代表者 |
池田 俊太郎 愛媛大学, 医学部附属病院, 准教授 (60778116)
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| 研究分担者 |
青野 潤 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師(病院教員) (70512169)
東 晴彦 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師(特定教員) (10598634)
徳永 順士 愛媛大学, 学術支援センター, 技術専門職員 (30596151)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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| キーワード | HCM / miRNA / 心不全 |
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| 研究実績の概要 |
肥大型心筋症患者80 名を対象としている（除外患者：二次性高血圧、慢性心房細動、β 遮断薬またはナトリウムチャネル遮断薬にアレルギーの既往、狭心症に 対して血行再建術の既往、症候性脳梗塞の既往、うっ血性心不全の既往、糖尿病、重症弁膜症を合併した患者は除外する。） 現在対象者が６０名である。対象者に対して血液検査）、自律神経機能検査（ホルター心電図）、心エコー検査、心臓MRI 検査で評価し、フォロー開始時の基本 情報を取得した。観察期間内の心血管事故（心臓死、心房細動、心筋梗塞、脳梗塞、心不全などによる緊急入院など）の有無を観察している。初回の採血時のみ 血液からRNA を抽出する｛Qiagen 社（Hilden, Germany）のRNA 抽出キットを使用｝。トランスクリプトーム解析：愛媛大学プロテオ医学研究センターゲノム解 析コアラボラトリーにillumina 社製次世代シーケンサーMiSeq を用いる。 血液サンプル、心筋生検サンプルよりRNAを抽出し、次世代シーケンサーMiSeq(illumina社)を用いて、網羅的Seq解析を施行する。また拡張相肥大型心筋症患者 と非拡張相肥大型心筋症患者のサンプルよりmiRNAを同シーケンサーで解析し遺伝子発現メカニズムについても検討したい。さらにはトランスクリプトーム解析 で相関が有意となったmiRNAについて、更なるリスク層別化が可能かどうかを検討したい。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
肥大型心筋症患者80 名を対象としている。現在６０名程度蓄積している。（除外患者：二次性高血圧、慢性心房細動、β 遮断薬またはナトリウムチャネル遮断 薬にアレルギーの既往、狭心症に対して血行再建術の既往、症候性脳梗塞の既往、うっ血性心不全の既往、糖尿病、重症弁膜症を合併した患者は除外する。） 対象者に対しては、血液検査、自律神経機能検査（ホルター心電図）、心エコー検査、心臓MRI 検査で評価し、フォロー開始時の基本情報を取得した。観察期間 内の心血管事故（心臓死、心房細動、心筋梗塞、脳梗塞、心不全などによる緊急入院など）の有無を観察している。初回の採血時のみ血液からRNA を抽出し、ト ランスクリプトーム解析（愛媛大学プロテオ医学研究センターゲノム解析コアラボラトリーにillumina 社製次世代シーケンサーMiSeq 使用）。 また拡張相肥大型心筋症患者と非拡張相肥大型心筋症患者のサンプルよりmiRNAを同シーケンサーで解析し遺伝子発現メカニズムについても検討したい。さらに はトランスクリプトーム解析で相関が有意となったmiRNAについて、更なるリスク層別化が可能かどうかを検討する予定であるが更に多数例の症例を増やす予定 である
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| 今後の研究の推進方策 |
肥大型心筋症患者80 名を対象としている。現在６５名程度蓄積している。 対象者に対しては、血液検査、自律神経機能検査（ホルター心電図）、心エコー検査、心臓MRI 検査で評価し、フォロー開始時の基本情報を取得した。観察期間 内の心血管事故（心臓死、心房細動、心筋梗塞、脳梗塞、心不全などによる緊急入院など）の有無を観察している。 拡張相肥大型心筋症患者と非拡張相肥大型心筋症患者のサンプルよりmiRNAを遺伝子発現メカニズムについても検討したい。さらには解析で相関が有意となっ たmiRNAについて、更なるリスク層別化が可能かどうかを検討する予定であるが更に多数例の症例を増やす予定である
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| 次年度使用額が生じた理由 |
現在症例を蓄積している段階であり、microRNA測定用試薬は本年度以降で購入予定であるため。 症例の蓄積と解析で試薬測定予定である
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