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2018 年度 実施状況報告書

左室駆出率40-60%の心不全に対するβ遮断薬、RAS阻害薬の有用性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K09517
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

大手 信之  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (10185332)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード心不全 / 左室駆出率 / 観察研究 / 多施設共同 / 前向き / β遮断薬 / RAS阻害薬
研究実績の概要

「左室駆出率40-60%の心不全に対するβ遮断薬、RAS阻害薬の有用性の検討」は多施設共同前向き登録観察研究として施行中であり、症例数は2019年3月30日時点で登録を終了し、254例に達した。2018年9月に日本心臓病学会の開催に合わせ研究者ミーティングを行い、研究進捗状況の報告、より多くの症例登録のお願いを行うとともに、およびサブ解析の募集を告知した。学外に設置された研究事務局より随時症例登録状況が各施設にフィードバックされている。すでに登録された症例の調査用紙回収も順調に進んでいる。また、研究事務局が分担各施設へ出向き研究実施についてのモニタリングもすべて終了した。今年度も日本心臓病学会に合わせて研究者ミーティングを行い、サブ解析研究案を募集する。現在は、すでに1年目follow up、2年目followが回収できた症例のデータベースへの入力と直近登録例の1年間followの途上にある。

以下に共同研究施設を示す。
北海道大学大学院医学研究科循環病態内科学、札幌医科大学感染制御・臨床検査医学講座、筑波大学医学医療系循環器内科学、慶應義塾大学中央検査部、横浜市
立大学付属市民総合医療センター循環器内科、名古屋大学循環器内科、三重大学循環器内科学、兵庫医科大学 循環器内科、鳥取大学病態情報内科学、徳島大学
医学部循環器内科学、産業医科大第2内科学、愛媛大学大学院循環器・呼吸器・腎高血圧内科学講座、名古屋市立東部医療センター循環器内科、JA静岡厚生連遠州総合病院。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

多施設共同による登録症例数500例を目指して登録期間の延長を2回行ったが目標症例数に達することができず、250余例の登録に留まった。しかし、あと1年の観察期間を経て、データ解析を行い、予定どおり2020年度末には、学会・論文発表を行う予定である。途中経過における研究プロトコールの変更については、すべて参加施設倫理委員会の承認済みである。

今後の研究の推進方策

直近の登録症例については、あと1年の経過観察が残っている。現在までに回収できた1年後、2年後のデータについては、データベースへの入力を並行して行っている。

次年度使用額が生じた理由

その他に計上されている、外部研究事務局へのデータ管理料金の支払いが見込みよりも少額であったため残金が生じた。残金と次年度助成金を合わせて、次年度のデータマネージメントに用いる予定である。

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公開日: 2019-12-27  

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