研究課題
血管内治療を予定している末梢動脈疾患患者において、同意書の得られた計11例に対して、治療前の下肢動静脈から血液サンプリングが得られ解析中を行ったが、症例数が不足し有意な所見を得ることはできなかった。跛行患者においては臨床的パラメータはいずれも改善したが、重症下肢虚血患者においては皮膚灌流圧(SPP)などのデータは十分な改善が得られてなかった。また、R2年度にはSPP測定機器の故障に伴い、症例評価が困難となったため、新機器を導入した。しかし、本来目的であった症例集積は困難であり、その他静脈疾患を含めた類縁疾患における治療評価にて上記の機器を用いた継続的な評価を行っている。
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Circulation Reports
巻: 4 ページ: 363~370
10.1253/circrep.CR-22-0059