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2017 年度 実施状況報告書

糖尿病患者の血管内皮障害へ及ぼすグルコサミン修飾の影響と薬物介入への実験的検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K09565
研究機関防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛

研究代表者

眞崎 暢之  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 内科学, 講師 (00364795)

研究分担者 足立 健  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 内科学, 教授 (50231931)
高瀬 凡平  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 集中治療部, 准教授 (50518214)
東谷 卓美  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 内科学, 助教 (60781515)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード血管内皮細胞
研究実績の概要

心臓カテーテル検査器具から血管内皮細胞を取得し、一般的なサーベイを行った。計124人の患者の細胞にて、P-eNOS Ser1177, VCAM-1, P-AMPK, T-AMPK, P-ACC, Nitrothyrosin, NFKBを染色した。結果、血管硬度の指標であるCAVIとの相関が得られた。また、VCAM-1の発現は患者の腎機能と相関が認められた。eNOSに関しては、インスリン、VEGF、アセチルコリン負荷を行い、蛍光強度の増加について検討を行った。結果、VEGF負荷によるP-eNOS Ser1177の蛍光強度増加は、血液中のNO2NO3と正相関を示した。このことは、VEGF負荷はNO産生と関わっている可能性を示している。他、AMPK活性は、患者のスタチン、エゼチミブ内服による増加することが分かった。
この結果について、2018年日本循環器学会総会、日本血管不全学会にて発表を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

手技確立は終了しており、今からO-GlcNAcに対する研究を行う予定である。しかし、前年度は抗体がよく染まらなかったため、違うメーカーのものを用いて検討を行う。

今後の研究の推進方策

O-GlcNAcの検討とともに、他の標的分子で興味深い知見が得られているため、並行して行う予定である。また、RNAレベルでの検討が出来るよう実験系を確立する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Increased basal eNOS activity in freshly isolated endothelial cells from patients with cardiovascular disease2018

    • 著者名/発表者名
      眞﨑暢之
    • 学会等名
      日本循環器学会総会
  • [学会発表] 心臓カテーテル検査器具より回収した血管内皮細胞を用いたeNOS活性とVCAM-1発現の検討2018

    • 著者名/発表者名
      眞﨑暢之
    • 学会等名
      血管不全学会

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公開日: 2018-12-17  

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