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2019 年度 研究成果報告書

血管内皮傷害における異所発現型脂肪酸結合タンパク4の役割解明と臨床応用

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09594
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

古橋 眞人  札幌医科大学, 医学部, 講師 (20563852)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード脂肪酸結合タンパク / 血管内皮細胞 / 血管傷害
研究成果の概要

脂肪細胞とマクロファージに発現し、インスリン抵抗性と動脈硬化の成因に深く関わる脂肪酸結合タンパク4 (FABP4)が細胞老化や血管傷害により血管内皮細胞に異所性に発現し、局所で分泌されて近傍の細胞にオートクラインおよびパラクラインで作用して、各種細胞での炎症の惹起や血管平滑筋細胞の増殖・遊走の亢進、血管内皮機能低下を介して血管傷害後の新生内膜形成に関与することを見出した。

自由記述の分野

循環器、代謝

研究成果の学術的意義や社会的意義

血管内皮傷害時における異所性発現型FABP4の発現機構と局所分泌されるFABP4の作用の包括的な解明により、血管炎や冠動脈インターベンションなどで問題となる再狭窄予防に対する新規治療法に応用できる可能性がある。

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公開日: 2021-02-19  

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