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2019 年度 研究成果報告書

ポドサイト病の発症進展機序

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09685
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 腎臓内科学
研究機関筑波大学

研究代表者

長田 道夫  筑波大学, 医学医療系, 教授 (10192238)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードポドサイト / 糸球体硬化 / 糸球体ろ過
研究成果の概要

ポドサイト障害から剥離に至る内在因子と分節性硬化に至る分子経路についてびまん性ポドサイト障害マウスモデル(NEP25マウス)で検討した。
1.ポドサイト障害を電子顕微鏡でマッピングし、ポドサイト剥離の背景を検討した結果、びまん性ポドサイト障害に加えて、糸球体のろ過機能と糸球体の解剖学的特性という生理学的な因子が、分節性硬化を規定することが判明した。2.ポドサイト障害によりポドサイト地震にケモカイン(MIF, SDF1)の発現亢進が、対側の壁細胞に増殖あるいは遊走刺激となり、同時に壁細胞にもその受容体CXCR4やケモカインが発現することで、ポドサイトが消失しても分節性硬化は進展することが判明した。

自由記述の分野

腎臓病理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ポドサイト研究は慢性腎臓病CKDの共通のメカニズムとして広く知られており、本研究はポドサイト障害と糸球体クオカとの因果関係についてびょうりがくてきに、その特性と背景分枝かを明らかにしたものである。このポドサイト特異的障害モデルを用いた2つの研究は、大変ユニークであり、CKDの機序を理解することに貢献したと考えている。

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公開日: 2021-02-19  

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