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2019 年度 研究成果報告書

NFIAによる褐色脂肪分化と糖・脂質・エネルギー代謝の制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09818
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関東京大学

研究代表者

脇 裕典  東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (00466765)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード褐色脂肪細胞 / 転写 / 遺伝子 / 分化 / 肥満 / 糖尿病 / トランスジェニック / ノックアウト
研究成果の概要

近年の肥満とそれに起因するメタボリックシンドロームの新しい治療標的として褐色脂肪細胞が注目されている。我々は、褐色脂肪と白色脂肪の網羅的なエピゲノム解析により、転写因子NFIAが褐色脂肪特異的な遺伝子の転写制御に重要な役割を果たすことを見出した。NFIAの全身欠損マウスは新生児期に死亡する。脂肪細胞特異的なNFIA欠損マウスやNFIAトランスジェニックマウスを作製するとともに、NFIAによる転写の制御メカニズムを明らかにし、NFIAの成体における転写制御とエネルギー代謝における生理的な役割や環境因子と関連を明らかにした。

自由記述の分野

糖尿病・代謝内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

脂肪細胞におけるこれまでのNFIAの知見に加えて、成体の全身のエネルギー代謝と環境因子との関連におけるNFIAの役割を明らかなった点で、肥満やメタボリックシンドローム、2型糖尿病などの疾患の治療に役立つ可能性が示唆された。

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公開日: 2021-02-19   更新日: 2023-01-30  

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