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2019 年度 研究成果報告書

細胞と細胞外基質の物理的相互作用による肝臓の代謝機能異常と線維化の分子基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09820
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関山梨大学

研究代表者

土屋 恭一郎  山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (60451936)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード肥満 / 糖尿病
研究成果の概要

肥満に伴う脂肪肝や糖脂質代謝異常において、肝実質へのCCR-2陽性骨髄系細胞の浸潤が促進的役割を果たしている。RMCが肝実質へ浸潤する機構及び肝細胞との相互作用について、細胞接着・接触の視点から検討した。肥満マウス由来肝類洞内皮細胞(LSEC)では、接着因子の発現が増加していた。細胞接着実験では、肥満マウス由来LSECにおいて単球の接着が著明に増加しており、VCAM-1のリガンドVLA-4に対する中和抗体の前処置により接着が抑制された。肝細胞とRAW264.7細胞の接触共培養では、Notchシグナル依存性に糖新生関連遺伝子の発現誘導と糖産生の増加が認められた。

自由記述の分野

内分泌・代謝学

研究成果の学術的意義や社会的意義

炎症細胞と肝類洞内皮細胞、ならびに炎症細胞と肝実質細胞間の物理的相互作用が新しい糖尿病の治療標的になることが期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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