• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

脂肪蓄積関連遺伝子産物SLC22A18の機能調節分子の探索

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17K09867
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関杏林大学

研究代表者

後藤田 貴也  杏林大学, 医学部, 教授 (60322062)

研究分担者 山本 隆史  杏林大学, 医学部, 助教 (00572033)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードメタボリックシンドローム / 内臓脂肪蓄積 / トランスポーター / SLC / ビリルビン
研究成果の概要

メタボリックシンドロームの主因である内臓脂肪蓄積に関連する分子として見出したSLC22A18はトランスポーターの一種であり、発現系を用いた取込み実験やメタボローム解析を駆使してその内因性基質となる物質を探索した。遺伝子改変動物や培養細胞における実験結果を踏まえるとビリルビンがもっとも有力な基質候補物質と考えられたが、SLC22A18単独の発現系を用いた取込み・排出実験の結果は必ずしもその仮説に合致せず、生体においてSLC22A18が正常に働くためには他の分子の存在が必要である可能性も考えられた。

自由記述の分野

代謝内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の目的は、メタボリックシンドロームの成因的基盤である内臓脂肪蓄積に関連する分子であるSLC22A18の機能を調節する分子の同定にある。今回の結果は、ビリルビンの関与を強く示唆するものであったが、研究をさらに発展させることにより内臓脂肪が蓄積するメカニズムの解明が進み、SLC22A18を標的分子としたメタボリックシンドロームの有効な治療法の開発につながることが期待される。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi