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2019 年度 研究成果報告書

mTOR複合体2による白血病の治療耐性制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09919
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関金沢大学

研究代表者

上野 将也  金沢大学, がん進展制御研究所, 助教 (20334766)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード抗がん剤耐性 / 白血病 / 白血病幹細胞
研究成果の概要

白血病の根治を目指した治療法の開発には、白血病幹細胞の特性を知り、その制御を司る重要な分子を特定することが必要である。研究代表者らは、これまで白血病幹細胞の代謝調節に着目し研究を進め、mTOR複合体2が白血病幹細胞の抗がん剤抵抗性に重要な役割を果たすことを見いだした。mTOR複合体2の下流分子群を対象に、CRISPRカスタムライブラリーを用いた機能スクリーニング法を実施し、脂質代謝経路およびメチオニン代謝経路が白血病細胞の抗がん剤耐性に重要であることを明らかにした。

自由記述の分野

白血病幹細胞

研究成果の学術的意義や社会的意義

白血病の根治を目指した治療法の開発には、白血病細胞の特性を知り、その制御を司る重要な分子を特定することが必要である。研究代表者らは、白血病細胞の代謝調節に着目し研究を進め、脂質代謝経路およびメチオニン代謝経路が白血病細胞の抗がん剤耐性に重要であることを明らかにした。これらの知見は、代謝経路の阻害剤と抗がん剤を組み合わせた新たな治療法の確立に貢献することが期待される。

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公開日: 2021-02-19  

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