研究課題/領域番号 |
17K09974
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
和田 庸子 新潟大学, 医歯学系, 講師 (30608534)
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研究分担者 |
黒田 毅 新潟大学, 保健管理・環境安全本部, 准教授 (00372475)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 関節リウマチ / 筋肉減弱症 / カヘキシア / ミオスタチン |
研究実績の概要 |
当院外来通院中の関節リウマチ(RA)患者96名を対象に、BIA法による体組成計の測定、およびELISAによるミオスタチン、IL-6、FGFbetaの測定を行い、同時に記載された疾患活動性指標、臨床検査値を調査し、それぞれのELISA結果との相関関係について検討した。その結果、血清ミオスタチン値はRA患者の筋肉量と正の相関を、脂肪量と負の相関を、疾患活動性とは負の相関を、それぞれ認めた。このことより、血清ミオスタチン値は関節リウマチに伴う筋肉減弱症のバイオマーカーとなりうることが示唆された。これらの結果は2019年度日本リウマチ学会学術総会(2019年4月京都)のワークショップ口演にて発表を行い、現在論文作成を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
1つ目の横断研究は解析が進んでいるが、前向き研究のデータ収集がまだ十分行われていない状況である。
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今後の研究の推進方策 |
横断研究の結果の論文化、および前向き研究のデータ収集を引き続き行う。
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