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2022 年度 研究成果報告書

IgG4関連疾患における自然免疫の役割と新規治療ターゲットの探索

研究課題

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研究課題/領域番号 17K09999
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 膠原病・アレルギー内科学
研究機関金沢医科大学 (2019-2022)
金沢大学 (2017-2018)

研究代表者

山田 和徳  金沢医科大学, 医学部, 准教授 (90397224)

研究分担者 塚 正彦  金沢大学, 医学系, 教授 (00272956)
伊藤 清亮  金沢大学, 附属病院, 医員 (10467110)
川野 充弘  金沢大学, 附属病院, 講師 (20361983)
水島 伊知郎  金沢大学, 附属病院, 助教 (50645124)
原 怜史  金沢大学, 医学系, 助教 (80749820)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワードIgG4関連疾患 / 自然免疫 / Toll-like receptor-9 / Galectin-3
研究成果の概要

IgG4関連疾患患者の唾液腺組織において、Galectin-3は炎症部位に発現しており、M2マクロファージから産生されていると考えられた。
LAT Y136F knock-in miceの腎臓を用いてTLR-9の発現を確認したところ、TLR-9は炎症部位に一致し発現していることを確認した。次に、同マウスにTLR-9アゴニストであるCpG-ODNを投与し、Th1へ免疫反をシフトすることにより、病変が軽快するか検討した。その結果、6週齢からCpG-ODNを投与したところ、肺病変の進行が抑制された。一方、9週齢からCpG-ODNを投与したところ肉芽の形成を認めた。

自由記述の分野

リウマチ・膠原病内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

IgG4関連疾患における自然免疫の関与については、これまでも報告されているが、今回Gal-3やTLR-9もIgG4関連疾患の病態形成に何らの影響を与えている可能性が示唆された。今後、新規薬剤のターゲットの候補分子としての基礎となるデータを得た点が学術的意義があると考える。

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公開日: 2024-01-30  

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