研究課題
恒常状態におけるD M KN -β/γ ホモ欠損型マウスと野生型マウスの表現型の比較を行なった。生後1 週間のDMKN -β/γ ホモ欠損型マウスは野生型マウスと比較して肉眼的に皮膚の鱗屑と深い皺壁が目立った。この皮膚表現型は毛が生えそろう頃には自然に消失し、その後もSPF 環境下では皮膚炎、脱毛など皮膚の肉眼的な表現型に野生型と比較して異常は認めなかった。
2: おおむね順調に進展している
当初研究計画書で予定していた通りマウスの皮膚表現型の解析を進めることができ、新規の所見が得られている。
次年度も当初の計画通り、イミキモドをマウスに塗布することで乾癬様皮膚炎を誘導し、その表現型を詳細に解析していく予定である。