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2019 年度 研究成果報告書

マウスを用いたアトピー性皮膚炎や魚鱗癬の胎児治療の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 17K10234
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関福井大学

研究代表者

知野 剛直  福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (20521397)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードマウス胎仔・新生児治療 / DMKN / 皮下投与
研究成果の概要

アトピー性皮膚炎や魚鱗癬などの動物モデルと考えられるDMKNα/β/γ欠損マウスに、マウス胎仔期・新生児期から治療効果のある物質・蛋白質・細胞などを投与することにより、出生後の皮膚表現型の改善を得られるのか検証を続けている。今回、DMKN蛋白を発現している表皮細胞を皮下投与することで、皮膚症状の改善が得られるのかを検証した。マウス胎仔皮下投与と新生児皮下投与で、投与部位の皮膚表現型の改善が示唆された。将来、皮膚疾患のヒト胎児・新生児治療につながるものと考えられる。

自由記述の分野

マウス胎仔・新生児治療

研究成果の学術的意義や社会的意義

出生前に全身の皮膚に治療効果のある物質・蛋白・細胞が定着し、出生後の皮膚表現型の改善がみられれば、将来的にアトピー性皮膚炎や魚鱗癬だけでなく、様々な皮膚疾患のヒト胎児・新生児治療につながるものと考えられる。この研究を通して出生後のマウス皮膚の改善が認められれば、様々な難治性皮膚疾患に適用可能な画期的な治療法になりうる点で、大きな意義があると考えられる。将来、拒絶反応が少なく効果が持続しやすいヒト胎児・新生児治療のメリットを生かした皮膚疾患の治療に発展させたい。

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公開日: 2021-02-19  

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