今後の研究の推進方策 |
1.IGFBP5欠損マウスの血管新生と創傷治癒機能障害の有無を確認するために、IGFBP5欠損マウスと野生型マウスを用いて、血管新生と創傷治癒を測定する。また、IGFBP5欠損マウスと野生型マウスの皮膚由来ケラチノサイトや繊維芽細胞の遊走能、増殖能と血管新生を誘導する因子(サイトカイン、ケモカインと成長因子)の産生を計測する。 2.AMP-IBP5と他の皮膚由来抗菌物質との相乗効果:ケラチノサイト, 繊維芽細胞, マスト細胞及び好中球をAMP-IBP5,ディフェンシン, LL-37, S100A7とAG-30/5Cで刺激し, これらの抗菌物質のサイトカイン, ケモカインと成長因子の産生, 遊走能と増殖等の機能に対する効果は相乗的或いは相加的であるかどうかを調べる。
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