研究成果の概要 |
乾癬はTh1,Th17主体の慢性の皮膚炎症疾患である。ガングリオシドは イミキモド塗布したBALB/cマウス皮膚の紅斑、表皮肥厚、鱗屑の重症度は軽快し、病理組織では真皮に浸潤する炎症細胞数が減少した。イミキモドクリーム塗布したマウス皮膚における炎症性サイトカイン/ケモカイン(TNF,CXCL1/2)、Th17 type のサイトカイン/ケモカイン(IL-17A, IL-22, IL-12p40, IL-23p19, CCL20) 、抗菌ペプチドDEFB4のmRNAレベルは低下した。 ガングリオシドは乾癬の治療薬となることが期待される。
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