新規陰性症状評価尺度( BNSS)および、陽性症状陰性症状評価尺度(PANSS)の2つの評価尺度の日本語版について、信頼性、妥当性評価の研究を行った。BNSSについては、日本語版を作成してcertificationを受けた。BNSS、PANSSの双方について、内的一貫性、外的妥当性、評価者間信頼性、再テスト信頼性のいずれも良好だった。また日本語版BNSSが2因子構造を持っていることが示された。また陰性症状を行動課題で評価する2つの行動課題(The Effort Based Decision Making 課題 と、The Reward Based Learning 課題)を作成した。
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