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2023 年度 研究成果報告書

SNRIの疼痛緩和メカニズム探索に関する基礎および臨床の連携研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K10325
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

木村 宏之  名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (50378030)

研究分担者 徳倉 達也  名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (20378136)
栗田 賢一  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (40133483)
伊藤 幹子  愛知学院大学, 歯学部, 歯学部研究員 (50469003)
野田 幸裕  名城大学, 薬学部, 教授 (90397464)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2024-03-31
キーワード疼痛性障害 / リエゾン精神医学 / 抗うつ剤 / 疼痛障害モデル動物
研究成果の概要

本研究は、慢性疼痛に対するセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)の治療効果が、末梢血中のセロトニン再取り込み部位(SERT)タンパク質の発現量とそのユビキチン化あるいは血漿中のセロトニン濃度およびサイトカイン濃度と関連するかどうかについて、1)疼痛性障害患者および2)慢性疼痛モデル動物である坐骨神経部分結紮(PSNL)マウスを対象とした基礎および臨床の連携研究を実施した。

自由記述の分野

精神神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

口腔領域の疼痛性障害には、口腔内の灼熱感・刺痛・痺れ感などを呈するにもかかわらず口腔内に器質的異常を認めない、口腔内灼熱症候群(Burning Mouth Syndrome: 以下BMS)患者が少なからず存在する。BMS患者は、長期に症状改善を求めて多数の医療機関を受診したり、医学的に不要な歯科治療を繰り返したりするため、患者のQuality of Lifeや医療経済の観点から予後は非常に不良である。我が国ではこのような患者に関する研究が乏しいが、本研究では、基礎および臨床の連携研究よって病態および治療について明確にし、こうした患者家族および医療者に向けて有効な知見を発信することができた。

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公開日: 2025-01-30  

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