新型コロナウイルス感染拡大防止対策のための本学職員の行動指針により、病院敷地外で多施設の研究者が集まって行う研究活動が全面的に制限される状況が令和4年度末まで続き、同一の実験室に複数分野の研究者が集まって行う共同研究を主軸とする本研究の計画は大幅に変更せざるを得なかった。 ただし、行動指針を遵守する中でも、休日などを利用して原則として単独で行える予備実験を繰り返し行い、研究者同士はメールやオンラインで情報交換を行った。患者検体を使わないデータ収集や機器整備、人工流路の作成などを行い、行動制限が緩和されてから後の活動再開に備えた。
|