研究課題
ラヂオクロミックフィルムの低線量領域の不確実性の補正については,前もってキャリブレーションカーブの直線部分の始まりである100 mGyと同等の濃度になるように紫外線を照射したラヂオクロミックフィルムに,低線量である2から10 mGyのX線を照射し,低線量領域の不確実線部分を補正する方法について「Correction of dose-pixel value calibration curve of Gafchromic film at low dose area for 3D measurement of the CT」と題し,ヨーロッパ放射線学会にて発表が決定している.ラヂオクロミックフィルムの白色LEDにおける濃度上昇については白色LEDの原理から黄色と青色に分け,それぞれの影響を検討したところ,ほぼ紫外線の波長である410 nmの波長の青色光の影響が強いことを「Influence of ambient white light emitted diode (LED) on the radiochromic film」と題し,大阪物療大学紀要に掲載が決定している.また,三次元線量分布図作成に関しては,疑似カラー化した2次元の平面線量分布をComputed TomogtapyのX線管の回転方向に180度回転させることにより,仮想的に三次元の線量分布データを作成し,X線照射部分および散乱線部分の横断面の画像を作成し,「Three-dimensional dose measurement methods for computed tomography」と題しドイツ医学物理学会にて発表した.
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IFMBE Proceedings
巻: 68 ページ: 537-539
https://doi.org/10.1007/978-981-10-9023-3_97
巻: 68 ページ: 525-528
https://doi.org/10.1007/978-981-10-9023-3_94