研究課題
ラット肝細胞癌モデルを用いてIVR治療の一つである肝動脈塞栓術を施行し、塞栓後の虚血による腫瘍結節、腫瘍周囲の正常肝実質への組織学的、免疫学的影響を評価した。塞栓術については、抗癌剤の影響を排除するため、塞栓剤のみで行った。摘出標本は、腫瘍細胞、腫瘍の辺縁の細胞、正常肝細胞を採取して検討した。治療後14日目に腫瘍結節におけるヘルパーT細胞の一つであるTh17細胞の有意な増殖がコントロール群と比較して確認された。また同時にサイトカインIL-17の発現も確認された。
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