1)小動物の血管解剖の検討:肝動脈の径と体重とに相関関係があること、腫瘍移植をする際は、肝の左葉に実施することが望ましいことを報告した。2)Mass spectrometryを用いた画像評価:Microsphereの肝内への分布をMSを用いて、腫瘍内の分布を評価した。大きなsizeを用いた場合は3日後に、小さなsizeを用いた場合は、7日後に抗がん剤濃度が高くなることを示した。3)肝腫瘍において虚血による腫瘍結節、腫瘍周囲の正常肝実質への組織学的、免疫学的影響の評価:治療後14日目に腫瘍結節におけるTh17細胞の有意な増殖がコントロール群と比較して確認された。
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