研究実績の概要 |
ブタ心肺停止肝臓を用い、酸素化灌流保存ののちEx Vivo再灌流モデルで評価した。灌流保存液に人工赤血球を含有させ濃度別に効果判定をした。また虚血再灌流モデルには自己血液を用い評価項目を圧、抵抗、肝機能、血液ガス分析などで評価する事を確立した。人口赤血球含有臓器灌流保存液は現行のUW液を用いた単純冷却法よりも有意に酸素消費量の増加、肝細胞臓機能(AST,LDH)の低下、組織中TNFαの低下を認めた。電顕所見においてもミトコンドリア小胞体の膨化を抑制をした。 この研究成果には下記の如く論文として発表した。 Tatsuya Shonaka et al: Impact of human-derived hemoglobin based oxygen vesicles as a machine perfusion solution for liver donation after cardiac death in a pig model, PLOS ONE, December 11, 2019, DOI: 10.1371/journal.pone.0226183, PMID: 31825976
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